平成18年11月26日、肌寒い中を全国各地からEMC設計にお越し下さった総勢22名の皆様、誠にありがとうございました。
当日の使用機材
音声系(2ch) | |
CD・DVDトランスポート | Pioneer DV-S969AVi BellTech改 |
new!!D/Aコンバーター | BellTech DA-2 (プリアンプ機能付き、低域用LR(XLR端子)と高域用LR(RCA端子)に出力) |
new!!パワーアンプ | BellTech PW-2プロトタイプ (2台、低域用と高域用に分けてバイアンプで使用) |
スピーカー | B&W ノーチラス802(B) ※ケーブル類は全てBelltech製 |
デジタルケーブル | BellTech 703RCA |
ラインケーブル | BellTech 901RCA |
スピーカーケーブル | BellTech 201(バイアンプ結線2ペア使用) |
電源ケーブル | BellTech オリジナル |
電源ボックス | BellTech オリジナル |
映像シアター系(音声5ch) | |
DVDトランスポート | EMCdesign Figo |
Blu-rayトランスポート | EMCdesign Blu-rayFigo |
new!!プロジェクター | SONY VPH-G90 |
スクリーン | Stewart HD130 サウンドスクリーン140inch 4:3 |
AVプリアンプ | EAD TheaterMaster 8000pro |
8chプリアンプ | BellTech 8P-A1 |
new!!8chプリアンプ | BellTech 8P-A2(バイアンプ用ライン入力振り分けに使用) |
new!!フロントLR パワーアンプ |
Belltech PW-2 プロトタイプ (2台、低域用と高域用に分けてバイアンプで使用) |
センターパワーアンプ | Marantz MA-9S1 (2台、低域用と高域用に分けてバイアンプで使用) |
リアLRパワーアンプ | Marantz MA-9S1 |
マスターワードクロック | Lucid SSG192 |
スピーカー | B&Wノーチラス802(B) ×5本 |
各ケーブル | Belltech、EMCdesignオリジナル |
プロトタイプの新作パワーアンプ「PW-2」を2台使い、新作D/Aコンバーター「DA-2」からの信号をバイアンプ駆動。
B&W Nautirous802から今までに聴いた事のない鋭くも美しい音色が溢れ出した瞬間でした。
「CDにこれほどの情報が入っているとは。。。」
Belltechのシステムでの2ch再生時、満員のデモルーム内の皆様から感嘆の声が上がります。 画像のように、セッティングスペースの問題で、PW-2の上にDA-2とDV-S969AViを載せて試聴しました。
それでいてこの再生。
Belltechの進化は留まることがありません。
暴力的なまでの立ち上がりの鋭さ、ソフトが持つ情報の全てを正確に描写する精密度、DA-2はどの部分を切り取っても今までに体験したことのない世界を描き出します。
Belltech DA-2
シンプルで美しいフロントパネル。高級感溢れるリアパネル
美しいフロントパネルをアップでどうぞ♪
なんでこんなに美しくするの・・・
惚れた方が多数おります・・・
続いて新型8chプリアンプ
Belltech 8P-A2(withDAC特別バージョン)
背面画像は諸事情でお見せする事は出来ませんが、ご覧頂くように外観も非常に美しい仕上がりです。
肝心の音質ですが、EMCdesignデモルームで大活躍中の初代8chプリアンプ「8P-A1」を凌ぐ素晴らしいS/N!
映像派のAVファンにとって、夢のプリアンプを手にしていただく事が可能になりました。
イベント前日の設置試聴では、この特別仕様である「8P-A2」の内蔵DACの「音」を体感させてもらいました。
2chDACの「DA-2」と共通の基盤を使用しているにも関わらず、こちらは何と楽しい音!
全ての帯域で音が弾んでます。
まるで楽しいアトラクションに乗っている様な感覚。。。
それでいて原音を崩すものではなく、圧倒的な情報量でしばらくは耳と脳がついていきません。
気持ち良くなってボリュームを上げていくと・・・
更にドカ〜〜〜〜っと情報が溢れ出し、原音そのままの立ち上がりと正確な定位で、目の前に音源がはっきりと描き出されました!
スピードの速さは2ch専用機の「DA-2」にも負けていません。
この媒体に8ch分のDACまで押し込んでいるのにこの性能・・・
Belltechの実装技術の高さを実感させられた瞬間でした。
新型の8chプリアンプを入手できる方は本当に幸せな方だと更に実感いたしました。
そして前回のイベントでもその圧倒的なパワーを見せつけた新型パワーアンプ
Belltech PW-2(プロトタイプ)
PW-2 フロントパネルの美しいBell Techプレート。。。
超豪勢、贅沢の極みです。。。
Belltech氏自らがPW-2のバイアンプセッティングを行なってます。
デモルームのB&W Nautirous802は幸せ者です。
1台で駆動しても有り余るほどのパワーですが、PW-2をバイアンプ駆動(各PW-2をLRの低域用、高域用として駆動)することによって、 音の濁りがなくなり、描き出される各音源は見事に分離していき、さらにスピーカー各ユニットのクロストーク感は一切排除され、 DA-2や8P-A2、そして各種Belltechケーブルが伝達する剃刀のような信号を実際の「音」として視聴者にプレゼントしてくれます。
モルーム内で興奮していましたが、外に出てみるとデモルームに入りきれなかった方々が各所に別れて大座談会を繰り広げています!
総勢22名の方々が参加され、スタッフまで含めると29名にもなってしまいました。
ただでさえ熱気が溢れかえっている狭い会場は、完全にオーバーヒート状態・・・
皆様に心からご満足いただけるおもてなしが出来なかったことが一番悔やまれます。
今回参加してくださった皆様、これに懲りずに次回もご参加くださいませ。
部屋のあちこちで熱心なA&V談義が盛り上がっています。
こちらではBellTech氏を囲んで新製品の話題でしょうか・・・?
「また、皆様から多数のお土産を頂き、心から御礼を申し上げます。
全てのお土産、ありがたくおいしく頂戴いたしました。ほんと、良い仲間(!)ですね(笑)
Belltechの2chシステムの試聴に続いて、9インチ3管プロジェクター「SONY VPH-G90」と、 EMCdesignオリジナルDVDトランスポート「Figo」&「Blu-ray Figo」の視聴を開始しました。
まだRUN TIME100時間未満の真新しいVPH-G90
一番左がBlu-ray Figo、今回デモで使用させていただいた納品前のFigo×2台
スクリーンを上げた状態のデモルームフロント部
今回の目玉として、デモルームに常設されていたスクリーン「Stewart 130HD 140inch4:3」を昇降させる機構を造りました。
これは、2ch再生時に不要であるスクリーンが及ぼす音響的、視覚的悪影響をなくすための考案なのですが、
画像再生時には毎回確実に同じポイントにしっかりスクリーンが収まる必要があります。
また、画像を突き詰めると張り込みスクリーンに辿り着く事もあり、何とか張り込みスクリーンをそのまま上下させる方法を考案したのです。
イベント前の短期間で造作したにも関わらず、スタッフのM平、naoの連日連夜の頑張りで、非常に出来栄えの良い昇降スクリーン機構が完成いたしました。
EMCdesignの新生デモ機、「VPH-G90」の再生風景、圧倒的なパワーとフォーカスで観る者を圧倒します。
まだあまりにエージングが不足し、調整も間に合わない状態でのイベントでしたので、我々の目指す画像には程遠いデモになってしまいましたが、
皆様にはその実力の一端を体験していただけたと思います。
また、音声においてはBelltech新型パワーアンプ「PW-2」と「8P-A2」を引き続き使用させていただきました。
デモルームが狭いため、マルチ再生には辛い視聴になってしまいましたが、皆様には満員のデモルーム内で楽しんでいただけましたでしょうか?
次回のイベント時には更に楽しんでいただけるよう、すでにネタを仕込んでおります。。。
みんなで楽しむのが大好きなEMCdesignです♪
イベントでご覧頂いた仏PAL盤DVD「ジェヴォーダンの獣」ch6のワンシーンです。
デジカメの撮影でボケてしまいましたし、このような小さな画像ではあまりにお解かりいただき難いと思いますが、
実際にG90+Figoで140inchのスクリーンに投射した画像を正面から撮影いたしました。
空気の透明感や人物の立体感、遠近感、何より画像のダイレクト感を感じていただくことができますでしょうか。
信号は1920×1080 75Hzで、RGBHVでFigoとG90を直に接続しています。
今後エージングを進め、M平の手により超絶画像を極めます。
皆様ご期待ください。!!
また、実験素材として、EMCdesignでは次世代フォーマットの再生にも挑戦しています。
まずはBlu-rayの素性を見るために、Blu-ray Figoを試作し、その再生を見極めるためにG90にて再生しました。
結果は非常に興味深いもので、フォーマットの優位性ははっきりと認可でき、充分に大きな可能性を感じることが出来ましたが、
再生ソフトやハード、パッケージソフト自体の精度も低く、まだまだ今後に大きな期待をしています。
ご覧頂いたお客様も同様の感想を仰っていました。
ただ、現段階であっても、その画像情報量と音声の素晴らしさは特筆モノで、ソフトによっては視聴者を唸らせる場面も多数ありました。
終盤にはEMCスタッフ、参加された皆さんでお鍋です♪
その後、皆様がお持ちいただいたCD、DVDソフトの視聴タイムもあり、焼肉や鍋などでも盛り上がり、 すっかり日が暮れるまで我々EMC設計のスタッフ一同も本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
遠方からお越しいただいた皆様とのお話があまり出来なかった事が一番悔やまれます。
私、EMC設計のhiroshiは、次回のイベント時には最初から最後まで「座談会チーム」に入らせていただきます!(宣言)
皆様、本当にありがとうございました。
また、当イベントにご協力いただいたBelltech氏、yayayaさんと奥様にもこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。
EMC設計 スタッフ一同