ff02さんとは2006年2月のAV専用電源仮設実験からのお付き合いです。
当時、電源の重要性を感じていたff02さんが色々検索した結果、AV専用電源仮設実験を交通費のみで実施しているのがEMC設計しか見つけられなかったとのことでご依頼をしていただきました。
都内マンションの一室でのEMC電源仮設実験の効果を、当時のご自身のシステムで体感され、すぐに本工事をご依頼。
その後、EMC設計デモルームにもお越し頂き、BARCO DATA808s&Figoの画像を体験され、こちらも導入を決められました。
マンションの一室ということで、建物の躯体に依存しない3管の天吊り方法を考慮した結果、剛性とクオリティーを兼ね備え、音再生の邪魔をしないオリジナルのやぐらを設計し、理想的な仮想天吊りを実現いたしました。
前回の三管+スクリーン設置と今回のFigo納品+調整の感想について
一通りの作業が終わっての素直な感想は、
「やっぱりEMC設計さんにお願いして良かったね」という一言ですね。ホント。
では何が良いかいうと順番は決められませんが良いところあげると・・・
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うちはマンションなんですが、最初3管は天井にボルトを打ち込んで天吊りする予定でした、けれど、管理組合が許可を取り消したために天井から吊るすことができなくなってしまいました。 そこでhiroshiさんに相談した結果生まれたのが天吊り台「やぐら」です。 |
私は3管を使い始めてから15年ほどになります。
その間に複数のインストーラーさんに調整をお願いしましたが、M平さんのレジ調整の追い込みのうまさはピカイチではないでしょうか?(もちろん色調整もgoodですよ)
1月と今回の調整で2回調整を拝見しましたが、レーザー水準器を3台使って実に丁寧にレジを追い込んでいきます。
これだけキッチリ画角を作ってもらえると、色調整が好きな人は自由に色を作っていくという3管の醍醐味の一つである行為に集中できますね。
私はM平さんの色が好きなのでこのままで充分ですが(^^;)
プロジェクターの環境が良くなれば、絵を送り出す機械も良くしたいものです。
しかし、市販のDVDプレイヤーではおのずと限界(電磁波対策など)があると思います。
FigoはPCベースで製作することで限界点を高めることに成功しています。
専用PCならではの安定性、DVD再生時の静粛性、ソフト・ハードウェアの拡張性などの優位点から生まれる画質と音質は納得できるものです。
おかげさまで次世代DVDソフトは次世代DVD対応のFigoが出るまで買わなくてもすみそうです、ハイ(^^)
家の新築時に施工するならいざ知らず、設置工事は既存の部屋をいじるので何があるかわかりません。
Barco設置時には工事直前に私がスクリーンをサイズアップしたため、工事当日は現場でかなりの数の手直しする必要に迫られました。
それでも一つ一つ不具合を直して、予定の工期内でクオリティの高い工事をしていただけました。
でも、一番好きなところはお客に無理強いしないところです。
1年半前に仮設実験をお願いしてから、大小様々な工事で来ていただきましたが、その度にいくつか提案をいただいてから、こちらの予算の範囲で工事を選ばせていただきました。
とかくこの手の話になるといきなり高額な提案をされることが多く辟易することが多いのですが、EMC設計の工事費はホームページで公開したとおりですから安心だし
(うちでやった対策:電源2回線敷設、200V工事、コンセント対策など)、段階的に何をしたらよいか的確なアドバイスが受けられます。
電源工事の良いところは、3管・DLP・液晶・オーディオにかかわらず、その恩恵にあづかれることです。
どうしたら良いか迷っている方には、まずは1回線専用線を引いてみたら?と言いたいです。
いきなり家の中の配線を全部いじったり、高価なトランス類を買わなくても、安価で安全で家の中の機器が生まれ変わるような体験がありますよ、みなさん(^^)