X0さんは、セキスイハイムの新築2階建てを建てられる際に、NEXTさんのブラックルームシアター導入を決断されました。
その際に、X0さんから「電源環境はEMC設計で!」とお声を掛けていただき、NEXTさんとEMC設計のコラボレーションでシアター構築をすることになりました。
X0さん命名:「ブラックルームEMC Revolution」リア部
X0さんシアター使用機器 |
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分電盤(シアター・リビング用) | EMCdesign スペシャル分電盤12回路 |
プロジェクター | VICTOR DLA-HD100 |
スクリーン | STEWART HD130 150inch16:9 |
BDプレーヤー | SONY PLAYSTATION3 |
BDレコーダー | SONY BDZ-V9 |
D/Aコンバーター | BELLTECH DA-2 |
AVプリアンプ | INTEGRA DTC-9.8 |
8chプリアンプ | BELLTECH 8P-2A |
フロント用パワーアンプ | BELLTECH PW-2 |
リア用パワーアンプ | LINN 5125 |
フロントスピーカー | Klipsch RB35 |
リアスピーカー | Pioneer S-A4LR |
各ケーブル | BELLTECH&Linea |
AV機器への給電回路のみならず、シアター内部の照明やエアコン、ロスナイの回路までノイズ対策を施し、 新築ならではのEMC電源工事を施工させていただきました。
EMC Designスペシャル分電盤
シアター フロント部
セキスイハイムさん、NEXTさんのご協力をいただき、素晴らしい電源環境、再生環境が構築されました。 シアター完成後にも使用機器を大幅に変更され、見事に進化を続けていらっしゃるX0さんシアター。 |
家族との同居空間でのシアター再生(という名のアニメ視聴)に限界を感じ、「こりゃもう駄目だ!家作らないと」と奮起したのが2007年10月初め。
まずは視野を広げ、何十年も楽しむことができ、手持ちの機材の性能を最大限発揮できるストレスフリー「環境」の構築を目指しました。
具体的には「防音、遮光、電源」の三つです。
大きな空間で24時間大音量再生ができ、気温や外光の影響を受けにくく、またスクリーンからの反射光の照り返しの影響が少なく、
機体動作の原動力にあたる安定した電源環境が必要だと考えました。
この中で特に電源工事対策が曖昧だったため、電源工事のお悩み相談から始まったのがEMC設計様との出会いでした。
理論的で素人にもわかりやすいノイズ対策、電源工事の重要性の説明はもちろん、誤った他社の電源工事へのメス入れすら的確で丁寧。
そしてまるで十年来の親友と出会ったかのような代表 鈴木洋様の気さくで親切、ノリノリな人柄の良さに惚れこみ、
勢いでリビングルームの電源、配線工事までお願いしてしまいました。
度重なる綿密な打ち合わせ、見事な共同作業、深夜までがっつり行う工事など、全く非の付け所が無い徹底ぶり。
当方の我がままにもバシバシ対応して頂き、感激感服するばかりです。
電源対策を施して再生された音は、ブックシェルフSPとは思えないほどのありえない低音の力強さと瞬発力で、
高音の伸び、繊細さと鋭さにも笑いが止まりませんでした。
部屋が大きくなったこともさることながら、Linea、BellTech(特にPW-2)の導入により、完成当初、
ビリつき気味で耳障りだった音がしなやか、滑らかになり、帯域が狭く、歪みやノイズの多い放送作品ですら
音量を上げてもいつもより聞き心地が良く、あっけに取られてしまいました。
それとデモルームで体感した、みぞおちに突き刺さるようなあの瞬間的にバチン!と来る「痛い低音(高音)」も味わえるようになりこれまた驚きです。
銃声なんか特に、いやホントに心臓に悪いくらい速く痛烈です。
しかし、逆にブックシェルフSPの再生限界も良く分かってしまい、(※大出力、爆音に耐えられず、ユニットが悲鳴を上げているような感触)悔しいやら嬉しいやらで複雑な気持ちです。
また、サラウンドSPの音の明瞭さ(フロント以上?)、映像のフォーカス精度、白の抜け、黒の締まり具合の改善も驚きで、
非常に明るくなったのに黒色が浮かないため、戸惑ってしまったくらいです。
こげ茶、深緑、藍色といった暗部での色調が黒色に引っ張られる(黒つぶれする)こともなく、色彩鮮やかで明るく描写されてびっくり。
それと、隣のリビングにも3回路電源工事をして頂いて気づいたのですが、パソコンの起動やBDZ-V9の機体反応速度も非常に速くなり、これまた驚きでした。
インターネット接続調整に来て頂いた飯田CATVの方も「このPC、立ち上がり速いですね。普通はもっとかかるのに」と呟いていたほどです。
しかも今まで耳障りだったI・O DATA製の外付けHDD HDH-U250Sのジー・・・ヴ・・・・というような異音が全く発生しなくなり、
洋さんが常々話されていた「低インピーダンス化による、使用電流と機体の発熱の低減、機体動作の安定化」の意味が非常に良く分かりました。
これは凄い。
本当にEMC設計様にシアター内部の対策をお願いして良かったです。
「美味しい電気を喰らわせてやる」と以前お話しされていた言葉の意味を日々実感しています。
わずか70分後(!)にご返信頂いた最初のメールは、今でも大切な宝物です。
お忙しい中、何度も足を運んで頂き感謝の気持ちで一杯です。
その姿勢、まさしくプロの鏡です。
ありがとうございました!これからも末永くどこまでも無限大によろしくお願いします。